昨日から今日にかけて、株も為替もえらい動きになりましたな。
順番に整理しますね。
■ NY市場:マイクロソフト決算が流れを変えた
7月30日のNY市場、ダウは前日比613ドル高(+1.18%)、ナスダック総合は679ポイント高で7営業日ぶりの反発。
きっかけは前日発表されたマイクロソフトの決算や。
クラウド事業「アジュール」の成長率が市場予想を上回り、来期はさらに加速する見通しまで示した。
おまけに来期通期のフリーキャッシュフローも黒字維持見込みで、「AIに巨額投資して本当に回収できるんか」という市場の不安が一旦後退した形となり、株価は一時+17%まで跳ねた。
これに釣られる形で、直近ずっと調整局面にあった半導体株にも買い戻しが入った。
フィラデルフィア半導体株指数は6営業日ぶりに反発、+8.2%という派手な上げ幅。4-6月期GDP速報値は市場予想を下回ったものの、個人消費や設備投資は堅調で、「経済はまだイケる」というムードが投資家心理を後押しした格好や。
■ 東京市場:その流れがそのまま輸入された
7月31日の東京市場は、この米国ハイテク株高をほぼそのまま引き継いだ。日経平均は前引け時点で2704円高(+4.37%)、上げ幅は一時3500円に迫る場面もあったくらいの荒い動き。
半導体製造装置の東京エレクトロンが好決算を発表していたこともあって、AI・半導体関連に見直し買いが集中。
国内企業の決算とも重なり、個別の好決算銘柄が物色されやすい地合いやった。
韓国のKOSPI急伸も、海外短期筋の買いを呼び込む一因になったようや。
要は「NYで戻ったAIトレードの勢いが、そのまま東京に波及した」というシンプルな構図やね。
■ 円高:一晩で約5円動いた「介入疑惑」の夜
株の話とは別に、為替市場も荒れたね。
ドル円はFOMC後にドル安が強まる流れの中、NY市場で一気に円が買われて163円台から158円割れまで急落。
一時157円台まで下げる場面もあった。終値ベースでは前日比約2.4%の円高。
これについては、日本の財務省・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に動いたほか、米NY連銀が介入の前段階とされる「レートチェック」を行ったとの報道が出ている。
もともと進んでいたドル安の流れに乗る形での介入なら、少ない弾数でも効果を出しやすいという読みがあった、という見方も出とる。
今日は日銀の金融政策決定会合の結果発表も控えていて(政策金利は据え置き予想)、この後の植田総裁の会見内容次第でさらに為替が動く可能性もある。
■ まとめ
・NY高の主役はマイクロソフト決算+半導体の買い戻し
・東京高はその流れの輸入+国内好決算銘柄の物色
・円高は「もともとのドル安」に「介入観測」が重なった結果
株高と円高が同時に進んでるんは、輸出関連にとってはちょっと悩ましい組み合わせでもあるから、ポジション持ってる人は為替の動き、しばらく注視しといたほうがええと思いますわ。

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