「日経平均が一日で3600円上がった」──そんなニュースを見て、ポカンとした方も多かったんとちゃいますか?
この急騰、きっかけはイランとアメリカの和平合意です。
今日は「VIX(恐怖指数)」と「米国長期金利」を使って、この動きをわかりやすく解説しますわ。
■ まず何が起きた?
今年(2026年)、アメリカとイランの間で軍事衝突が発生。ホルムズ海峡が封鎖され、原油の重要な輸送ルートが止まりました。
世界の重要なサプライチェーンが止まり、株式市場にも大きな不安が広がったんですわ。
ところが先週末(6月12〜14日)、流れが変わります。
・イラン外相が「合意に近づいている」とSNSに投稿
・パキスタン首相が「合意文書の最終案がまとまった」と発表
・6月15日早朝、トランプ大統領が「イランと戦闘終結で合意した」とSNSで宣言
そして6月15日の東京市場──日経平均は一時3600円超の急騰、初の6万9000円台を突破した、っていう流れですわ。
■ 「恐怖指数(VIX)」が下がると株が上がる
VIXとは、市場がどれだけ不安を感じているかを数値で表した指標です。
・VIX 20以下 → 市場は落ち着いている
・VIX 30超え → 投資家がビビってる
・VIX 50超え → パニック状態
戦争中、VIXは高い水準が続いていました。
「次に何が起きるかわからない」という不安が、投資家を株から遠ざけていたんですね。
和平合意のニュースで「地政学リスクが下がった」と判断した投資家が一斉に買いに動き、VIXが急低下して株価が一気に上昇しました。
■ 「長期金利」が下がる見込みも追い風に
もう一つの重要指標が、米国の長期金利(10年国債利回り)です。
金利が高い → 国債だけで利息が稼げる → わざわざリスクを取って株を買う人が減る
逆に、金利が下がると株に資金が戻ってきます。
ホルムズ海峡が再開されると原油が流通して価格が下落。原油安はインフレ圧力を和らげるため、「金利も下がりやすくなる」という期待が広がりました。
これも株価上昇の後押しになりましたわ。
■ まとめ:「なぜ動いたか」を理解することが大事
今回の急騰の流れをまとめると──
イラン和平合意
↓
地政学リスク低下 → VIX(恐怖指数)が低下 → 株買いムード回復
↓
ホルムズ海峡再開 → 原油価格下落 → インフレ圧力低下 → 長期金利低下期待
↓
株価急騰
株の値動きって、パッと見は「なんでやねん?」ってなりますよね。
でもVIXと長期金利という2つの指標を押さえておくだけで、「ああ、そういうことか」と腑に落ちることが増えてきますよ。
相場を感情で追いかけるより、こういう「仕組み」を理解しておく方が、長く投資を続けるうえで絶対に役立ちます。
(※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません)

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